関西美術院における文化財マネージャー報告会開催のお知らせ
- 2010年10月24日(日)
- 関西美術院 人物デッサン教室
- 京都市左京区岡崎南御所町41
- 13:30~17:05(状況により時間延長あり)
- 事前予約制(予約は10月15日(金)締切)
- 定員: 20名
- 会費: お一人様 1,000円
京都市文化財マネージャー(京都の歴史的建造物の保存・活用の専門家)の方々による講演会です。
一般の方もぜひご参加下さい。
岡崎の奇蹟 ~関西美術院について語ろう~
およそ百年まえ、岡崎の地の一角に若き建築家武田五一の手で、ささやかな建物が完成いたしました。そしてその建物のなかには、当時を代表する洋画家浅井忠の薫陶を、乾いた海綿のごとく吸収していった幾人もの若者の姿があったのです。
その中のひとりが、梅原龍三郎であり、安井曽太郎、黒田重太郎たちでした。
惜しくも、ここにおける浅井の指導は、彼の死によって1年足らずで終止符をうたれました。しかし、いささかの曲折があったとはいえ、浅井のデッサン重視・美術全般にたいする大らかな精神は、その後の指導者や生徒なかに受け継がれてゆく事になります。
そして今日、建物は幾度かにわたる増改築が行われてきてはおりますが、なお創建当時の面影をよく留めています。また、施設自体としては、いまなお関西における貴重な美術研究所として異彩を放つ存在であります。
このように、その後、京都の建築界に大きな足跡を残すことになる武田五一最初期の設計による建物であること、また、関西一円にわたる洋画界の期待を背負って設立され、その役割をその後も積年にわたり担い続けてこられたことなどを考慮するならば、文化財建造物として指定されることの意義は充分にあると考えられます。
文化財マネージャー(建造物)育成講座に学ばせていただいた私どもとしては、この建物の文化財的価値を、広く一般にお知らせするとともに、今後の保存と活用について、幾許かの提案をさせていただくよい機会として、今回の報告会を開催させていただきます。
会の後半には、ささやかな懇親会を催し、私ども、および関西美術院の関係者の方々との歓談をティーパーティーのかたちで参加者全員に楽しんでいただくことにしております。
広く文化財に関心をお持ちの皆さま、文化芸術に親しんでおられる皆さまに、さわやかな秋の一日を私たちとともにお過ごしいただくことを願ってやみません。
【予定内容】
- 午後1時30分 開場(受付開始)
- 午後2時00分 開会
- 開会挨拶ほか
- 午後2時15分 発表開始
- 第一部
- 関西美術院の成立と発展の文化史的考察
- 浅井忠について
- 関西美術院に学んだ芸術家たち
- 第二部
- 武田五一について
- 創建時の復元的考察
- 建物の変遷過程とその現状
- 岡崎文化芸術ゾーンの将来展望
- 保存活用プラン各種
- 第一部
- 午後3時30分 発表終了
- 休憩、希望者には担当者による建物見学案内を予定しています
- 午後4時00分 懇話会開始
- 立食形式でのティーパーティー
- 参加者全員によるフリートーク
- 午後5時00分 懇話会終了(状況により時間延長あり)
- 閉会挨拶
- 午後5時05分 閉会(状況により時間延長あり、最大30分)
【参加予約】
参加ご希望の方は、10月15日(金)までに下記宛にお申し込み下さい。
お申し込み順に決定させていただきます。(20名様まで)
連絡先
関西美術院報告会実行委員会
℡ 090‐7507‐5634(髙見澤)
E‐mail:
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